①医療脱毛について知ろう(エステ脱毛との違い)
院長土川大介
医療脱毛とエステ脱毛は、どちらもムダ毛を減らす方法ですが、使用する技術や効果、安全性などに違いがあります。
以下に、両者の違いを図と共に説明します。
以下に、両者の違いを図と共に説明します。
1.医療脱毛
- 使用する機械:医療用のレーザー機器
- 施術者:医師または医師の指導を受けた看護師が行う
- 効果:毛根に強力なレーザーを照射することで、毛の再生を抑制。永久脱毛が可能。
- 痛み:エステ脱毛より強いが、麻酔が使用でき痛みの緩和が可能
- 回数:少ない回数で効果が現れやすい(5〜8回程度)
- 安全性:医療機関で行うため、万が一のトラブルにも対応可能
2.エステ脱毛
- 使用する機械:光脱毛機器(IPLなど)
- 施術者:資格がなくても施術できるスタッフ
- 効果:光を当てて毛を弱らせる。医療脱毛より効果が弱く、永久脱毛ではないが、回数を重ねれば毛が少なくなる
- 痛み:医療脱毛よりも痛みが少ないが、その分効果も弱い
- 回数:医療脱毛よりも多くの回数が必要(10回以上)
- 安全性:トラブルがあった際の対応が医療機関よりも限られている
医療脱毛 vs エステ脱毛
特徴 | 医療脱毛 | エステ脱毛 |
---|---|---|
使用機械 | 医療用レーザー | 光脱毛機器(IPLなど) |
施術者 | 医師または看護師 | 資格のないスタッフも施術可能 |
効果 | 永久脱毛が可能 | 永久脱毛ではなく、減毛効果がある |
痛み | 強いが、麻酔で軽減可能 | 弱い |
回数 | 5〜8回程度 | 10回以上 |
安全性 | 高い(医師が対応) | トラブル対応が制限される |
コスト | 高い | 安価 |
院長土川大介
結論から言うと、効果・費用・痛み・時間、安全性を考慮するともはや「医療脱毛一択」です。これはもう明白な事実です。
大手の脱毛エステサロンがどんどん倒産していることがそれを裏付けています。今までエステ脱毛を受けていた人たちが軒並み医療脱毛に移ってきているのが現状です。では、説明をみていきましょう。
大手の脱毛エステサロンがどんどん倒産していることがそれを裏付けています。今までエステ脱毛を受けていた人たちが軒並み医療脱毛に移ってきているのが現状です。では、説明をみていきましょう。
1.効果の強さ
- 医療脱毛:医療機関で行われるため、医療用の強力なレーザーを使用します。このレーザーは毛根に直接作用し、永久脱毛に近い効果が期待できます。
- エステ脱毛:エステサロンで行われるため、医療用ほど強力ではないレーザーや光(IPL)が使われます。これは毛の再生を抑える効果があるものの、完全な永久脱毛にはならないことが多いです。
2.施術者の資格
- 医療脱毛:施術は医師または医師の監督下にある有資格の看護師が行います。医療行為に該当するため、医師の資格が必要です。
- エステ脱毛:エステティシャンが施術を行いますが、医療行為ではないため特別な医療資格は不要です。
3.安全性
- 医療脱毛:医師が監督しているため、万が一のトラブルにも迅速に対応でき、安全性が高いです。また、レーザーの出力が高いため、リスクが伴いますが、専門知識に基づいた安全な施術が行われます。
- エステ脱毛:出力が低いため肌トラブルのリスクは低いものの、効果も限定的です。医療機関ではないため、万が一のトラブルに対する対応は限られています。
4.痛み
- 医療脱毛:レーザーの出力が強いため、痛みが伴うことが多いですが、麻酔クリームや冷却装置などで痛みを和らげる対応が取られることがあります。
- エステ脱毛:出力が低いため、医療脱毛に比べると痛みが少ない傾向があります。
5.費用
- 医療脱毛:高出力な機器と医療資格者による施術のため、エステ脱毛より費用が高いことが多いです。しかし、回数が少なく済むため、トータルのコストはそれほど差がないこともあります。
- エステ脱毛:一回あたりの費用は医療脱毛よりも安価ですが、効果が弱いため複数回通う必要があり、結果として総額が高くなることもあります。
6.施術期間
- 医療脱毛:高出力で効果が高いため、短期間で脱毛を完了できることが多いです。
- エステ脱毛:効果が緩やかで、完了までに時間がかかることがあります。
7.施術対象
- 医療脱毛:医療機関なので、敏感肌やアトピー肌など、特別な肌状態を持つ人にも対応可能です。
- エステ脱毛:通常の肌に適している場合が多く、敏感肌などに対応できないことがあります。
8.アフターケア
- 医療脱毛:施術後のトラブルに対して、医師の診察や治療が受けられるので、アフターケアが充実しています。
- エステ脱毛:基本的なケアは行われますが、医療的な対応が必要な場合には医療機関を受診する必要があります。