日本整形外科学会認定「専門医」
当院の常勤医師は、日本整形外科学会の認定を経た「専門医」です。
また、多くの手術症例を経験してきております。院長は、今まで大病院・総合病院で勤務をしてきており、多い時には半年間で180件以上の手術を自身が執刀医として執刀していた時期もあります。また、執刀経験も、骨折・脊椎・人工関節・内視鏡など多岐にわたっており、その豊富な経験と知識で治療にあたります。
なぜ、手術経験があった方が良いの?
例えば「骨折」では、手術をした方がほとんどのケースで良くなるもの、手術をしなくてもほとんどのケースで良くなるもの、そして、その間のボーダーラインにあたるものがあります。このボーダーラインの判断において、手術経験が生かされることになります。
このようなボーダーラインのケースにおいては、患者さん一人一人の背景(もともとの運動機能、年齢、合併症、生活スタイル、職業など)を考慮して判断する必要があります。その際に、今までの手術経験が活かされてきます。手術自体の侵襲(体への負担)とそこから得られるであろう機能回復の程度を見極められるからです。
また、「腰部脊柱管狭窄症」や「変形性膝関節症」「変形性股関節症」などの加齢性変化をベースにする疾患においても、手術をするのに適した年齢、症状の進行度があります。これらを見極める時にも、手術経験が生かされます。
なぜ、整形外科専門医が必要なの?
骨折だけみても、全ての骨に骨折の可能性があり、また、複数個所折れやすい部位があるような骨があります。それらに対して、それぞれに分類があり、標準的な治療が異なっています。したがって、整形外科以外の医師がこれらを判断するのは難しいのが現状です。
また、医療の世界は日進月歩であり、その情報量は、日々増加の一途をたどっております。専門医の継続には、一定の学習要綱が義務付けられていますので、それらを担保するために専門医である必要があると考えます。
なぜ、分かりやすい説明が大切なの?
整形外科の疾患の中には、骨折の様に生活に制限が必要となるケースや、骨粗しょう症のように治療の継続自体が重要であるような病気があります。これらの治療にあたって最大限の効果を得るためには、やはりご自身による「けがや病気への理解」が欠かせません。
しかし、体や病気、ケガに関する基礎知識がないために、理解することが難しいと感じてしまうこともあります。当院では、なるべくやさしい言葉を使って患者様ご自身の理解を助けるように説明を致します。またそれも治療の一環と考え診療にあたっています。